1952-06-16 第13回国会 参議院 本会議 第52号
日本の工場が、朝鮮、中国を初めとするアジアの諸民族の民族解放鬪争に対してナパーム爆彈を落し、爆彈を造るアメリカの兵器廠に、乃至は兵器修理廠に成り下つているのであります。このようにアメリカ侵略政策の重要な一端を担わせるのは、AP通信が報じているように、アメリカ陸軍省でさえ信用しないほど安上りに兵器を修理しているのであります。
日本の工場が、朝鮮、中国を初めとするアジアの諸民族の民族解放鬪争に対してナパーム爆彈を落し、爆彈を造るアメリカの兵器廠に、乃至は兵器修理廠に成り下つているのであります。このようにアメリカ侵略政策の重要な一端を担わせるのは、AP通信が報じているように、アメリカ陸軍省でさえ信用しないほど安上りに兵器を修理しているのであります。
さらにこの戰争におきましては、新兵器が続々出まして、ナパーム爆彈であるとか、親子爆彈であるとか、最近におきましては細菌兵器が使われるということが報道され、諸外国からはこれの禁止運動が盛んに日本の国民に呼びかけておる。